授業概要

 

 

 

社会学という作業はどのようなものであるのか、この点をグループ実習を加味しながら体得できればと思います。そのため、ⅰ 社会学的にモノを理解することにはどのような特徴があるのかを理解する、ⅱ 社会学的に世界を了解しようとした過去の営みがもつ特性とは何であるのかを知る、ⅲ 社会の中にあって、社会について語ることが持ち得る効果とはどのようなものなのかを反省する、ことが必要になります。グループに分かれての作業では、今の社会を最もよく表すと皆さんが考えるだろう事柄について、調べ、議論を組み立て、プレゼンテーションをしてもらいます。それは他の受講者に向けた語りかけであるべきでしょう。もちろん、担当者である私の専門領域が、感情社会学であり、障害者の自立生活であったりするので、この方面でのレクチャーやテーマ設定が前に出るかもしれません。


私の行うレクチャーの部分と、履修者がグループに分かれてチームとして活動する部分があります。グループワークの成果はスクーリングの最後でプレゼンテーションしてもらいます。授業の半分はチームでのグループ活動となります、そのためチーム活動に支障をもたらすような出席態度は厳に慎んでください。またそのような態度の場合には不合格となります。また可能ならばノートパソコンを毎回持参してください。

 

出席回数と授業態度およびグループ活動によって評価します。試験は行いません。